ヒプノシスマイクの情報を、時系列に合わせて大まかに整理してみる
タイトルの通り。
※この記事を読むにあたって、前提すること※
- 情報のソースは、主に「公式サイト」「CDのドラマパート」「インタビュー」「コミカライズ」とする
- 各楽曲の歌詞と脚本家の設定を同一視しないものとする(※後述)
- 今後、事実が発覚しそうなことに関しては、断定しないものとする
※…声優やアーティストの過去の発言
(例:
【前編】『ヒプノシスマイク』駒田航さん×神尾晋一郎さんインタビュー――ワルくて可愛いヨコハマ・ディビジョンの魅力とは|numan
)
にあるように、楽曲制作者や声優は、基本設定以上のことは知らされておらず、ドラマパートやコミカライズの内容などに関しては、殆どユーザーと同タイミングで把握していると思われるため
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ヒプノシスマイクとは
■ストーリー
(2019年1月20日現在の公式サイトを参考)
H歴。*1
武力による戦争が根絶された代わりに、争いの道具は、人の精神に鑑賞する特殊なマイクになった。
人々は*3ラップを使い、優劣を決める。
男性は中王区*4外の、イケブクロ・ヨコハマ・シブヤ・シンジュク等の区画で生活することになっている。
各ディビジョン代表のMCグループがバトルを行い、
勝ったディビジョンは、決められた分だけ他のディビジョンの領土を獲得することができる。 *5
兵器ではなく言葉が力を持った世界で、
男たちの威信をかけた領土テリトリーバトルが始まる。*6
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■時系列を追う前に
過去には記載されていて、現在は消されていることが多数あるようなので、参照すると良いかもしれない。
過去のストーリー項目に書かれていたことは、現在、コミカライズの一話で描かれている。
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■時系列
西暦XXXX年、第三次世界大戦により、世界は人口の三分の一を失った。
人類滅亡を危惧した権力者たちは、武力ではなく、ディベートによる戦争回避を目指した。
しかし、愚かな男達は、武器による争いをやめる事はなかった。
そして、西暦最後の年――
既存の世界は女性の手により終わりを迎える
(マガジンエッジ1話より引用)
・女性主体の『言の葉党』により、クーデター、及び、H法案(※7)が施行される
※7…人を殺傷するすべての武器の製造禁止、及び武器の廃棄
・この時点では現行CDの舞台から2年前となる
◆この時の山田三兄弟
・三人は孤児院「ひまわり荘」にいる
・二郎と三郎は、何らかの理由で一郎を軽蔑している
・一郎は取立てのバイトをしている
・ピザを縦にしてドアノブに掛ける
・一郎の所属チームは無し
・街頭ビジョンでH法案とヒプノシスマイクの存在を知る
・「誰が支配者になったって、結局はテメェの力がなきゃ、俺たちの状況は何も変わんねえよ」
◆この時の左馬刻
・タワーマンションに妹と二人で住んでいる
・仏壇には一人分の写真
・所属チームは『Mad Comic Dialogue』
・テレビ放映でH法案とヒプノシスマイクの存在を知る
・「俺ら男全員、お上に喧嘩売られてんだ。こんなモン買うしかねぇだろ!」
◆この時の乱数
・デザイナーをしている
・政権No.2である無花果と繋がりがあり、H法案のこともヒプノシスマイクのことも知っている
・「対象者の居場所なら全て把握済みだ」
・この時点でヒプノシスマイクを所持している
・「いよいよか……。どんな世界になるか、"あいつら"のお手並み拝見といこうじゃないか」
◆この時の寂雷
・某国の治療所で医師をしている(患者のほとんどは戦争での負傷と見られる)
・携帯電話の配信画面でH法案とヒプノシスマイクの存在を知る(某国のH法案に関する反応は不明)
・「馬鹿げた力を持つあのマイク」
・この時点では思うところがあるも様子見
↓
一年後
↓
ーー世界は変わった
ーーH歴1年 中王区・外壁*7
覇権を握った女達の宣言通り
既存の武器は一掃された
女達は精神に干渉し攻撃することができる
世界から武器を使った戦争は、この一年でほとんど根絶された
(マガジンエッジ・2話より引用)
- この時点で、『池袋』『新宿』『浅草』『秋葉原』などといった地名は撤廃されて、『中王区とそれ以外』という分け方になっている
- 女たちは希望者にヒプノシスマイクを配り、男たちへ”自分達の領土はこれで奪い取れ”と告げた
- 世界から武器を使った戦争は消えたようたが、争いごと自体は急激に増えた(一郎はこのことに対し、マイクを持たされ領土を奪えと言われたから当然だと考えている/一郎はマイクを受けとる希望者だった)
- 地名は撤廃されたが『イケブクロ』等、カタカナ表記でそのまま残っている。町並みも変わってはいない
- 通りごとに細かく領土を支配している人達がいる
- この時点でイケブクロの巨大な領土を支配しているチームは、一郎が所属している"天国へノ階段(ボスがバイト先の金融屋の社長でもある)"と、左馬刻と簓が率いる"Mad Comic Dialogue(元愚連隊*8)"
- 一郎自身は”天国へノ階段”のチームではなく、傘下である”Naughty Busters”を友人と組んでいる
- 力があるチームは下に多くのチームを従えている
- H法が施行された当初は、敵対チームとであったら即バトルが日常茶飯事・無秩序だったが、この一年で各セクションから有力者が台頭してある程度のルールを決めたため、無秩序な環境は沈静化に向かった。
- だが、”チームの頭同士がラップで決着をつける・相手の同意がなければバトルを仕掛けてはいけない”というルール以外は無法状態
- この時点で、本来ならMad Comic Dialogueと天国へノ階段は不戦協定を結んでいたが、天国へノ階段のボスである百舌九(もずく)の指示により、一郎がMad Comic Dialogueの傘下であるチームの領土を奪いに行く
- 左馬刻、妹の誕生日を祝っている間に領土を奪われる
- この時点で左馬刻がタワーマンション暮らしであることが判明するが、マンションの所在地は不明瞭。
以降は更新しません。
*1:架空の年号。女性が覇権を握る出来事が起こり、それがきっかけでこの年号へと変わった。
*2:ラップバトルをするための特殊なマイク。
このマイクを通したリリックは、人の「交感神経」や「副交感神経」を始めとした精神に干渉するため、相手を様々な状態にできる。
電源オフ時は「HYPNOSISMIC」のロゴが入った黒いマイク。
電源を入れると、持ち主の特性に合わせた形状へと変化する。(情報はヒプメージュ・Spoon2Di.41・マガジンエッジより)
*3:マイクは誰でも使える。希望者には配られた。(どういう方法かは現段階で不明)
*4:中王区という、女性のみが住んでいる大きな区画がある。
この世界では「中王区とそれ以外」という分け方になっている。
決められた人数だけ入ることができ、通行証があれば、男性でも中王区に入ることができる。
中王区の中には女性しかいないが、中王区の外でも女性は存在している。その理由は現段階で不明。
また、本来の地名は無くなったらしいが、そのまま変わらずカタカナ表記で呼ばれている。
*5:例えば、シンジュクとヨコハマが戦ってシンジュクが勝利しても、ヨコハマがシンジュクになるわけではない。「ヨコハマの中華街は今日からシンジュクの物になる」みたいな感じらしい。(マガジンエッジ2話より)
取り分を誰がどういう基準で決めているのかも、現段階では不明確。相手の領土を奪うときは、そのチームの頭同士がラップバトルをして決着をつける。勝利したディビジョンには、土地の支配権と賞金一億が渡される
*6:男性たちがテリトリーバトルをする明確な理由は、現段階では不明。
なお、この設定を活かして行われたリアルのCD投票では、優勝したシンジュクディビジョンに、マイク型の純金トロフィーが送られた。
*7:中王区は高い壁で覆われている
*8:盛り場などを数人一団となってうろつく不良仲間。